資格と進路
医療現場における「薬剤師」の役割は、医療の分業化が進む中、薬品の管理や副作用の確認などにとどまらず業務内容も質的・量的に拡大してきており、今後ますます需要の高まる資格です。
薬学部での正規の課程を修了すれば、学士(薬学)の学位が与えられ、薬剤師国家試験受験資格を得ることができます。
| 薬剤師国家試験 | 試験は年1回3月に行われ、薬剤師として必要な基礎的事項について1)物理・化学・生物,2)衛生,3)法規・制度・倫理,4)薬理,5)薬剤,6)病態・薬物治療,7)実務の7分野に分けて試験が行われます。 |
|---|---|
| その他の試験 | 薬剤師の資格を取得すると、申請、届け出、講習によって食品衛生監視員、麻薬管理者、毒物劇物取扱責任者、医療品・化粧品・医療用具などの製造所、輸入販売営業責任技術者などの資格を得ることができます。 |
取得可能な学位
学士(薬学)
資格
- 薬剤師でなければできない業務
- 調剤業務
- 薬局の管理者
- 一般用医薬品販売業の管理者
- 医薬品製造販売業の総括製造販売責任者(平成17年施行)
- 学校薬剤師
- 薬剤師であれば取得できる資格(業務)
- 麻薬管理者
- 毒物劇物取扱責任者
- 放射線取扱主任者
- 食品衛生管理者
- 食品衛生監視員
- 環境衛生指導員
- 検疫委員
- 介護支援専門員(ケアマネージャー)
- 薬学科系大学を卒業した者が取得できる資格(業務)の例
- 向精神薬取扱責任者
- 麻薬取締官(員)
- 配置販売業開設者
- 薬事監視員
- 薬剤師であればその取得に特別の考慮が払われる資格の例
- 作業環境測定士(第1種,第2種)
- 公害防止管理者(大気2種,水質2種)
- 環境計量士(濃度の計量証明)
- 労働衛生コンサルタント受験資格
卒業後の進路
| 病院 | 医薬品の管理、調剤、情報提供、副作用の確認などを行う薬剤師として活躍する |
|---|---|
| 薬局・ドラッグストア | 地域の薬局での調剤・管理・販売など地域の住民の健康管理に貢献する |
| 製薬会社 | 医薬品の研究・開発・製造・営業(MR)など国民の健康維持に貢献する |
| CRO・SMO | 試験研究受託機関で、新薬開発に貢献する |
| 食品・環境関連 | 薬事の専門知識を生かし、国民の保健衛生に貢献する |
| 教育・研究者 | 大学院進学や各種研究機関での研究職など医療の発展に貢献する |
| 薬事行政 | 公務員として衛生管理や安全対策など国民の福祉に貢献する |
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