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科目(カリキュラム)

1・2年で基礎歯学科目の知識・理論を学び、その知見を実証しながら、3年からの臨床歯学科目へとつなげます。

口腔の病気は実にさまざまで、症状によって治療法も大きく異なります。

患者さんに合わせた、最も最適な治療法を的確に判断するためにも、実習で訓練しながらさまざまな治療法を学んでいきます。


歯科医療概論(1年)

歯科医療の要素を知る。夢のカタチが見えてきた。

歯科医療とは何かを理解するために、歯科医療を構成する要素や、歯科医学全体をわかりやすく学びます。

医療現場に直結した科目の先生がそれぞれ専門分野の知識や研究活動を学習することから、日進月歩で発展する歯科医療のダイナミズムを実感できます。


歯冠彫刻実習(2年)

ミリ単位の職人技を磨く。楽しい仲間が無口になる瞬間だ。

解剖学で学んだ歯の形態を、自分の手で造形する技術を磨きます。

それぞれの歯の特徴を理解し、石こう棒やワックス棒を使って彫刻していきます。

熟練した技術が要求される分野です。


口腔組織学,実習(2年)

電子顕微鏡研究施設で細胞のミクロの世界に迫る。

歯と歯周組織を中心に、最小単位の細胞とその集合体である器官や組織のしくみや機能を理解します。

また、歯の正常な発生・発育を学び、奇形や加齢変化などの知識も習得します。

実習では、これらの知識を、実際に顕微鏡を通じて細胞をスケッチしながら考察します。


歯科薬理学,実習

薬に反応する、モルモットの微妙な動きに集中する。

薬が及ぼす影響を、臓器レベル、組織レベル、細胞レベルで学習します。

正しい処方が求められることから、医療現場の歯科医師の講義も予定しています。

実習では、モルモットなど実験動物に薬を投与し、生体反応を観察します。さらに、分析法を学び、薬理作用について理解を深めます。


口腔病理学,実習

歯学の世界は奥深い。病気の謎を探る。

口腔に発生する病気の原因や成り立ち、生じる形態や機能の変化を学びます。

全身に及ぼす影響も理解するため、病理学全般についても学習します。

さらに、実習では、病変がどのような病理組織を示すのか、顕微鏡で観察して、理解度をアップさせます。


保存修復学Ⅰ・Ⅱ,実習(3・4年)

欠損した歯をどう修復するか。基本の技だけにしっかりマスター。

病気や形態の異常などを、歯を抜くことなく処置して本来の形態や機能を回復させる学問です。

その原理や技術に関して、総論を保存修復学Ⅰで、各論を同Ⅱで学びます。

実習では、模型を使って診断、処置法、各種器材の用法などを習得します。


冠橋義歯補綴学Ⅰ・Ⅱ,実習(3・4年)

技術の難度が高くなった分、歯科医師により近づいた気がした。

歯質や歯の欠損によるかみ合わせなどの傷害を治療するため、形態、機能を回復するクラウンやブリッジの方法に必要な知識を習得します。

冠橋義歯補綴学Ⅰで基本的知識を、同Ⅱでは実際の製作法や予後管理の方法などを学び、実習では実際に自分で製作できる能力を身につけます。


有床義歯補綴学Ⅰ・Ⅰ実習・Ⅱ・Ⅱ実習(3・4年)

義歯と一口に言っても、フィット感が重要だ。

有床義歯には、部分的な欠損に対する部分床義歯と全部の欠損に応じる全部床義歯があります。

有床義歯学補綴Ⅰは、全部床義歯の意義や製作・装着の理論を学び、実習ではその技術にふれます。

続いて、同Ⅱでは部分床義歯の製作・装着の理論を学習し、実習を通してその製作過程の実技指導を受けます。


口腔インプラント学(4年)

歯の欠損を人工歯根を利用して噛み合わせを回復する先進の治療法です。

欠損歯列を有する患者さんの口腔機能と形態を回復し、治療効果を長期に維持するための理論と手技を学びます。


口腔外科学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(3・4年)

全身の状態を加味しないと、的確な診断はできない。

顎・口腔領域に起こる病気を正しく診断し、適切な治療を行い、形態や機能を回復するための知識を学びます。

口腔外科学Ⅰでは、総論、手術総論を学び、同Ⅱでは、各種の病気や損傷などの診断と治療法を学習します。

さらに、同Ⅲで唾液腺や粘膜、血液などの病気に関する診断・治療法を学習します。


歯科矯正学,実習(4年)

マルチブラケット装置で、歯の移動現象を目の当たりにして驚く。

歯科矯正の診断・治療の正しいあり方を理解するため、口腔・顎顔面の成長発育、かみ合わせの正常・異常などを学び、診断の実際的な手順や矯正装置などの作り方、使い方を習得します。

講義で学んだ知識を実習で確認し、身につけていきます。


臨床実習

歯科医師として患者さんと接する。患者さんの一言が心にしみる。

医療現場で治療にあたる歯科医師の指導の下、実際に患者さんに接しながら、基本的な疾患に対する的確な診断や、治療技術を身体で覚えます。

同時に、将来、歯科医師として診療に従事する際の心構えや、知識、技術の理解を深めます。


歯科放射線学(6年)

画像データで診断する。慎重さ、的確さが大切だ。

患者さんを診断するための基礎と実際を学ぶために、歯・顎顔面領域のエックス線画像について、正常と病的変化を比較しながらその診断法を習得します。

また、超音波、シンチグラフィー、MRIなどの画像診断法にもふれます。