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多根井研究室に所属する薬学生が災害医療のイベントに参加しました

2016.10.19

 未曽有の大災害となった東日本大震災を経験した多根井研究室の学生が、頼れる薬剤師を志し、災害医療について真剣に考えました。

◇福島民友 平成28年9月2日(金曜日)新聞掲載

  http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160906-109421.php

 郡山市の奥羽大薬学部多根井重晴准教授研究室のゼミ生は8月27日、仙台市で「調剤薬局での危機管理」をテーマにグループワークを行った。参加したゼミ生は、東日本大震災の教訓を生かすため、調剤薬局での対応策について意見を交わした。
 グループワークにはゼミ生7人が参加。東日本大震災クラスの地震が発生した際、調剤薬局に勤務する薬剤師が取るべき行動などについて話し合った。
 同31日は、グループワークに参加した学生が不参加だった学生に内容を伝え、情報を共有した。参加した学生は災害時、近くの薬局や行政との連携を強め、患者への情報を発信する対策案などを示した。
 薬学部6年の神山祐樹さん(24)は「近くの薬局と定期的に会合を開き、災害時の情報を共有したい」と話した。


◇ 福島民報 平成28年9月10日(土曜日)新聞掲載
 大学の薬学部学生によるサマーインターンシップは仙台市のTKP仙台カンファレスセンターで開かれた。「調剤薬局での危機管理」をテーマに、大地震災害発生時の薬局での対応などについて理解を深めた。奥羽大、いわき明星大、アポロメディカルホールディングスの産学連携で運営し、両大の薬学部の四年生から六年生までの約十人が参加した。
東日本大震災を教訓に、大地震発生時に薬局長の管理薬剤師としてどのような行動が必要かについて意見交換した。勤務中に地震が発生し、薬局の棚の薬瓶が床に散乱するなど大きな被害を受けたという想定で、地震収束後の対応や、地震発生翌日にスタッフにどのような指示を出すかなどをテーマに積極的な議論を展開した。
 奥羽大六年の上遠野聡さんは「災害発生時にも困っている患者さんをサポートしていきたい」と、思いを新たにした様子だった。災害医療にも詳しい奥羽大薬学部の多根井重晴准教授は「臨床現場では常に適切な判断が求められ、瞬時に対応しなければならないケースが多い。日頃からイメージトレーニングを重ね、医療現場で貢献できるよう頑張ってほしい」と語った。


◇大學新聞 平成28年10月10日(月曜日)新聞掲載
  
  http://daigakushinbun.com/post/views/885

 アイランド薬局を運営するアポロメディカルホールディングス株式会社(本社東京・豊島区)と、サポートとして株式会社ジーズコンサルティング(本社東京・渋谷区)はこのほど、薬学生を対象とするインターンシップを、TKP仙台カンファレンスセンター(仙台市)において開催。奥羽大学(福島県郡山市)や、いわき明星大学(福島県いわき市)の学生が参加し、産学連携が実現した。
 今回のテーマは「調剤薬局での危機管理」。未曾有の大災害となった東日本大震災を踏まえたテーマのもと、学生たちは数人単位でスモールグループディスカッションを行った。それぞれが薬局長であると仮定し、テーマに沿った質問に対して「イエス」か「ノー」で回答し、その考えについて話し合いを持った。テーマの内容は、実際に発生したシチュエーションを題材に、調整したリアルな内容となっていたため、学生たちの議論も大いに白熱した。
 今回のイベントを主催したアイランド薬局の南波茂樹氏は「薬学教育で学べない部分について、インターンシップをうまく活用して欲しい」と、意気込みを語る。
 また、ジーズコンサルティングの井出泰博氏は「学生やクライアントの成長を手助けするのが社名の由来。教育研修プログラムや今回のようなイベントのサポートにより、学生の役に立てば嬉しい」と、語った。
 災害医療に詳しい奥羽大の多根井重晴准教授は「東日本大震災を経験した学生たちにとって、センセーショナルなテーマとなった。臨機応変な対応が求められる臨床現場で薬の最高責任者として、医療現場に貢献していって欲しい」と、エールを送った。
 グループワークだけではなく、薬剤師国家試験を突破するためのセミナーも実施され、参加学生はメモを取りながら真剣に取り組んでいた。イベントに参加した多根井研究室に所属する4年生・橋本椎奈さんは「日頃から患者さんに寄り添い、災害時にも頼られる薬剤師になりたい」と、将来の展望を語る。そのほか参加学生からも、揃って「次回もエントリーしたい」との声があがり、好評のうちに幕を閉じた。
 患者の安全確保は医療従事者に課せられた責務だ。緊急時には、冷静かつ臨機応変な対応が求められる。今回のイベントに参加した薬学生たちが「いざ」という時に頼りになる薬剤師として社会で活躍する日がいまから楽しみだ。