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自己点検・自己評価に係る外部評価委員会実地視察概要

1.実施日

平成22年11月17日(水) 10:00~14:00


2.会場

歯学部附属病院棟5階 第3会議室
歯学部附属病院棟2階 歯学部長室応接室(外部評価委員)


3.評価委員

〈外部評価委員〉
安井 利一 明海大学 学長
住友 雅人 日本歯科大学 生命歯学部長
根東 義則 東北大学大学院薬学研究科 教授
〈学内出席者〉
天野 義和 学長
大野  敬 歯学部長
廣井 邦雄 薬学部長
廣瀬 公治 歯学部自己点検・自己評価委員長
清浦 有祐 大学院自己点検・自己評価委員長
高橋 和裕 附属病院長
安藤  勝 図書館長
齋藤 高弘 歯学部学生部長
上野 明道 薬学部学生部長
横瀬 敏志 歯学部カリキュラム委員長
押尾  茂 薬学部カリキュラム委員長
萩原  覚 事務局長
佐藤 哲雄 総務部長
中葉 利男 病院事務長
佐藤 和義 学事部長(薬学部担当)
設楽 民雄 学事部長(歯学部担当)

4.資料

  1. 奥羽大学規程集
  2. 2009(平成21)年度奥羽大学自己点検・自己評価報告書
  3. 平成21年度歯学部授業概要(シラバス)
  4. 平成21年度薬学部授業概要(シラバス)
  5. 平成21年度大学院歯学研究科授業概要(シラバス)
  6. 奥羽大学教育・研究業績集(歯学部・薬学部)(2009~2010)
  7. 平成20・21年度授業の自己評価報告書(歯学部)
  8. 平成21年度授業の自己評価報告書(薬学部)
  9. 大学の3つのポリシー(アドミッションポリシー・カリキュラムポリシー・ディプロマポリシー)

5.実施概要

10:00~10:20外部評価委員打ち合わせ
10:20~12:00自己点検・自己評価に係る質疑応答
12:00~12:30昼 食
12:30~13:30学内視察
13:30~14:00外部評価委員講評

6.外部評価に至る経過

平成22年4月 奥羽大学自己点検・自己評価委員会において平成21年度自己点検・自己評価に係る外部評価の実施を決議
7月 歯学部・薬学部全教員に教育・研究業績データベース入力依頼(8月末〆切)
各部門による自己点検・自己評価実施、報告書作成
9月「自己点検・自己評価報告書」、「授業の自己評価報告書」、「教育・研究業績集」の編集
10月 外部評価委員依頼文書通知
外部評価委員宛に事前資料送付
自己点検・自己評価委員会(外部評価に関する打合せ)
11月外部評価委員会実地視察実施

7.外部評価委員講評

〈歯学部について〉
  1. 基礎系科目の学力向上を図るため、高学年で重点的に行っていることは有意義である。ただし、その効果については国家試験レベルで検証することが望まれる。
  2. 「歯科臨床基礎学Ⅰ・Ⅱ」は専門科目と教養科目が一緒に行われている点は興味深い。
  3. 「奥羽大学特別研究機関(サバティカル・リーブ)に関する規程」は制度的に大変よいシステムであるが、実績がない。今後、この制度の活用が強く望まれる。
  4. 平成21・22年度の入学者が定員割れの状況となっている。学生の受入れ方策の改善は最重要課題として喫急を要する。
  5. 全ての授業担当者の講義を撮影し、FDまたは教育評価に活用していることは高く評価できる。これは講義を撮影する職員の歯科医学に対する理解度を上げることに役立っている。今後は授業中の学生を撮影し、授業態度の改善など、さらなる活用に期待する。
  6. 学校教育法施行規則の改正により来年4月から教員の教育研究業績の情報を公開することとなっているが、それに対応した「奥羽大学教育・研究業績集(歯学部・薬学部)(2009~2010)」を作成していることは高く評価できる。
  7. 授業評価報告書について、多くの大学では講座単位でまとめられており教員個々の評価がつまびらかになることはないが、「平成20・21年度授業の自己評価報告書(歯学部)」では個々の評価が示されており、高く評価できる。
  8. 国際交流センターのような組織を作り、英語力のある職員を採用するなど積極的な国際交流への取り組みが望まれる。
  9. 学生の健康や病気の面において、学年主任・クラス担任とカウンセラーとの連携、また、附属病院での受入れ体制はあるが、体系づけられた学生の健康管理上の観点から、保健指導室または健康管理センターの設置が強く望まれる。
  10. 大学敷地内禁煙により学外においての喫煙が見受けられたが、医療系大学として、全学的な禁煙教育を推進することが望まれる。
  11. アーリーエクスポージャーの成果についての検証が必要である。

〈歯学部附属病院について〉
  1. 理念・目的を達成するための三つの基本方針を立て実践している。
  2. 「歯っぴい健口川柳」が奥羽大学の広報・宣伝にプラスとなっており高く評価できる。
  3. 前回の外部評価において、病院内における専門外来が解りにくいとの指摘があったが、まだ改善に至っていない。患者さんにとっては専門外来名の選択が難しいと思われるため、専門外来の再体制整備の検討が必要である。
  4. 病院内は機能化が進んでおり、衛生管理なども適切になされている。

〈大学院歯学研究科について〉
  1. 大学院2年次の研究計画発表会、3年次の研究経過発表会はよく機能しており評価できる。
  2. 社会人大学院生の受け入れを定着させていることは評価できる。
  3. 国際学会への参加数が少なく、かつ減少傾向にあるので、改善が望まれる。
  4. 学位論文を学内誌ではなく、国際誌や専門学会誌に積極的に公表する努力が求められる。
  5. 国際的な研究交流を活性化させる必要がある。それらの活動によりインパクトファクターの高い研究テーマが出て論文数も増えることが期待される。また、特別セミナーにおける外国人研究者の講演機会の増加も期待できる。
  6. 大学院教員数は大学院設置基準に基づいて適正な人数になるよう留意すること。
  7. 大学院専任教員2名を配置していることは評価できる。

〈薬学部について〉
  1. 歯学部は60分授業、薬学部は90分授業が実施されている。同じ大学、同じ年代層ではあるが学部により効果的な授業時間も異なるかと考えられるので柔軟に検証することが必要である。
  2. 入学定員充足率を上げるためのさらなる具体的方策と努力が望まれる。
  3. 理科系の入試科目を選択制としたことに伴って、入学前・後に補充教育を実施していることは評価できる。ただし、薬品を扱うということで、とりわけ化学が重要であるため、入学後のさらなる充実した教育を行っていただきたい。
  4. 教育レベルの維持に努めていることは高く評価されるが、留年者をなるべく少なくするための努力が望まれる。
  5. 教育能力とともに研究志向も高い教員が見受けられるが、学生教育の充実と教員個々の研究の進展を今後もバランスよく履行していくことが望まれる。
  6. 学生の健康管理またはメンタルな管理については配慮されているが、さらに対応する体制整備が望まれる。
  7. 学生が勉学に取り組む環境として施設・実習室などが機能的に整備され充実していることは高く評価できる。

〈図書館について〉
  1. 図書館部門評価委員および図書館職員に自己評定のアンケートを実施し、点検評価に利用したことは良い試みだと評価できる。この自己評定で「最も悪い」とされた収納能力、障害者利用整備、視聴覚資料の充実、利用案内の充実および電子化整備の課題について、現場の意見に立脚した改善が望まれる。
  2. 社会的地域貢献として、大学図書館機能を一般開放することが望まれる。
  3. 古書籍等は国民の財産だと認識し、保管するように留意する。

〈事務局について〉
  1. 歯学部・薬学部の入学定員確保に事務局の立場から最善の努力をすることが必要である。

〈その他〉
  1. 「2009(平成21)年度自己点検・自己評価報告書」は内容レベルの高い報告書であるが、報告書が出来て終わりではなくて、点検・評価の内容を分析して次のステップに持っていくという努力が重要である。今後の実行・実現が望まれる。
  2. 学生数が少なくなれば一人にかけられる教育やアメニティーの割合が高くなるので、よい意味でのダウンサイジングを模索していくことも、今後のひとつの方向性である。