元々朝が弱く、家事にも自信のなかった僕は、「朝は一人で起きられるだろうか」「掃除や洗濯はできるだろうか」と、一人暮らしがとても不安でした。 しかし、今ではそんな気持ちはすっかり消え、充実した毎日を送れています。 コツは「自分一人しかいないんだ」と強く意識すること。すると、実家で暮らしていた頃の甘えから自然と脱皮でき、自分でも驚くくらいしっかり者になれました。 僕は大学から自転車で5分強の下宿に住んでいますが、大家さんとは別の建物なのでまさにアパート感覚。しかも、平日の朝晩は食堂でご飯を用意してくれるので助かっています。 友人を部屋に呼んで遊ぶこともよくありますが、自由になったからと遊び呆けないよう、毎日の勉強時間はしっかり確保。 社会に出れば時間がシビアになり、自己管理が求められるはずです。その練習期間として、一人暮らしを大切に過ごしていこうと考えています。
私の実家は札幌にあるため、入学後の約3ヶ月間は、仙台に住む祖父母の家から通学していました。 しかし、バスケ部のマネージャーとしての活動も大切にしたかった私にとって、片道約2時間の生活は厳しく、両親に相談して一人暮らしを始めることになったのです。 今のアパートは、大学から歩いて約10分。おかげで睡眠時間も勉強時間もしっかり作れています。 クラブ活動のない日には、夜遅くまで教室や食堂に残って、友人と一緒に自習するようにもなりました。 一方で、毎日の家事の大変さにはびっくり。家に帰ると出来ていたご飯、温まっていたお風呂、畳んであった洋服……。 今まで当たり前と思っていた両親や祖父母の支えに、ふと感謝がこみ上げてきました。周りの人の好意に気づくこと、それは医療人として欠かせない思いやりの心を育む第一歩のように思います。 実家を離れて学ぶこの環境が、私に大切な気づきを与えてくれました。
※薬学部では、前期・後期をそれぞれ前半(1)・後半(2)にわけて、講義や実習を実施しています。
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