
お知らせ

2025.11.10
10月31日から11月2日までの3日間、大阪国際会議場で開催された日本障害者歯科学会において、本学からは障害者歯科学分野より2演題、歯科麻酔学分野より1演題の発表を行いました。
発表内容は、歯科治療を安全に行うための全身管理の重要性、口腔内細菌の動態と治療への影響、さらに保護者や障がい者施設職員を対象としたアンケート結果に基づく、今後の説明・支援体制の在り方に関するものでした。これらの成果は、障がいをもつ患者さんの理解と信頼に基づいた歯科医療を実現するための貴重な一歩となりました。
また、他大学・医療機関からは摂食嚥下障害への対応や稀少症例の報告など、多様で実践的な発表が行われました。参加教員にとっても、障がい者歯科医療の今後の展開を見据えるうえで極めて有意義な学会となりました。