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理念・目的・教育目標 3つのポリシー

心はみがかれて、文化となる

理念

高度な専門知識と技術を備えた人間性豊かな人材を育成する。

目的

奥羽大学は、教育基本法並びに学校教育法に基づき、広く知識を養うと共に、深く専門の学芸を教授研究し、知的、道徳的及び応用的能力を育成し、国民の福祉と文化の発展に寄与することとし各学部のその目的は、次の各号のとおりとする。

  • 歯学部は、高度な専門知識と技術を備えた人間性豊かな歯科医師を養成することを目的とする。
  • 薬学部は、高度な専門知識と技術を備えた人間性豊かな薬剤師を養成することを目的とする。

アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)

歯学部

本学の建学の理念は「高度な専門知識と技術を備えた人間性豊かな人材を育成する」です。医療従事者は医学的知識や医療技術の修得にとどまらず、人間性と道徳観や倫理観を持って他者とのコミュニケーション能力を高め良好な人間関係を築くことが大切です。また、社会環境の変化やニーズに対応するために、自ら課題を探求して解決する能力や多職種連携に関わる知識と応用力も必要になります。さらに、人として他者を尊重し思いやる心と生涯にわたり歯科医師を貫く強い志を持ち、社会に貢献できる歯科医師を目指すことが必要となります。
 歯学部では、次のような資質を備えた入学者を求めています。

1.求める人物像
  1. 国民の健康の保持・増進に役立ちたいという志を持っている。
  2. 生命を尊重し他者を思いやる心を持っている。
  3. 地域医療を支える意識を持っている。
  4. 歯科医師という職業に魅力を感じ、その仕事に携わりたいという強い希望と意欲を持っている。
  5. 歯科医師として、生涯にわたって自己研鑽を続けるための強い意志を持っている。
2.入学前に身に付けていることが望まれる知識など
  1. 入学後の学修に必要な基礎学力(国語、英語、数学、理科)を有している。
  2. 基本的なコミュニケーション能力を発揮するための基礎的な知識・態度を有している。
入試区分別アドミッションポリシー
総合型選抜入学試験

歯学部のアドミッションポリシーに加えて、下記の資質を有する入学者を求めます。

  1. 歯科医療を通して社会に貢献したいという強い意欲がある。
  2. 将来、自らが目指す歯科医師像が明確である。 
同窓特別選抜入学試験

歯学部のアドミッションポリシーに加えて、下記の資質を有する入学者を求めます。

  1. 本学歯学部の教育環境を十分に理解している。
  2. 将来、自らが目指す歯科医師像が明確である。
学校推薦型選抜入学試験

歯学部のアドミッションポリシーに加えて、下記の資質を有する入学者を求めます。

  1. 本学で歯科医学を学ぶことを強く希望している。
  2. 歯科医療を通して社会に貢献したいという強い意欲がある。
特待生選抜入学試験

歯学部のアドミッションポリシーに加えて、下記の資質を有する入学者を求めます。

  1. 特に理数系科目と英語において、優れた学力水準にある。
  2. 指導的立場に立って歯科医学・歯科医療を支える意識を強く持っている。
一般選抜入学試験

歯学部のアドミッションポリシーに合致する入学者を求めます。

社会人特別入学試験(1年次)

歯学部のアドミッションポリシーに加えて、下記の資質を有する入学者を求めます。

  1. 歯科医療を通して社会に貢献したいという強い意思がある。
  2. 将来、自らが目指す歯科医師像が明確である。
編入学試験(2・3・4年次編入)

歯学部のアドミッションポリシーに加えて、下記の資質を有する入学者を求めます。

  1. 歯科医師になりたいという強い希望を持っている。
  2. 本学で歯科医学を学ぶことを強く希望している。
  3. 歯科医療を通して社会に貢献したいという強い意欲がある。
薬学部

本学の建学の理念は「高度な専門知識と技術を備えた人間性豊かな人材を育成する」です。 薬学部では、その具現化のために薬剤師としての必要な知識と技術の修得だけにとどまらず、 他者とのコミュニケーションを積極的に行うトレーニングを通し、人間性と道徳観や倫理観を 育んでいきます。また、進歩していく社会やニーズの変化に対応するためには、常に課題を探 究し、解決するまで研鑽し続ける力をつけることが必要となります。

本学部では、高等学校等における幅広い学習を通じて、次のような資質を備えた入学者を求めています。

1.求める学生像
  1. 国民の健康の維持・増進に役立ちたいという志を持っている。
  2. 生命を尊重し他者を思いやる心を持っている。
  3. 地域医療を支える意識を持っている。
  4. 薬剤師という職業に魅力を感じ、その仕事に携わりたいという強い希望と意欲を持っている。
  5. 薬剤師として、生涯にわたって自己研鑽を続けるための強い意志を持っている。
2.入学前に身に付けていることが望まれる知識など
  1. 入学後の学修に必要な基礎学力(国語、英語、数学)を有している。
  2. 高等学校までの理科3科目(物理、化学、生物)の中で1科目以上について、その内容を身に付けている。
  3. 基本的なコミュニケーション能力を発揮するための基礎的な知識・態度を身に付けている。
□入試種別アドミッションポリシー
一般選抜入学試験

薬学部のアドミッションポリシーに合致する入学者を求めます。

総合型選抜入学試験

アドミッションポリシーに加えて、下記の資質を有する入学者を求めます。

  1. 高等学校での学習に限らず、課外活動や社会活動など様々な活動に対し積極的な態度で参加している自らの活動実例を表現できる。
学校推薦型選抜入学試験

アドミッションポリシーに加えて、下記の資質を有する入学者を求めます。

  1. 高等学校で学ぶ基本的学科目、特に理数系科目について、優れた学力水準にある。
  2. 知的好奇心が旺盛で、新しい課題に積極的に取り組むことができる。
特待生選抜入学試験

アドミッションポリシーに加えて、下記の資質を有する入学者を求めます。

  1. 高等学校で学ぶ基本的学科目、特に理数系科目について、優れた学力水準にある。
  2. 知的好奇心が旺盛で、新しい課題に積極的に取り組むことができる。
  3. 将来、薬剤師として指導的立場に立って社会に貢献したいという意欲を有する。
編入学試験(第2・4年次編入)

アドミッション・ポリシーに加えて、下記の資質を有する入学者を求めます。

  1. 本学で学ぶ基本的学科目、特に理数系科目について、優れた学力水準にある。
  2. 将来、薬剤師として働く高い志を持ち、社会に貢献したいという意欲を有する。
社会人特別入学試験

アドミッション・ポリシーに加えて、下記の資質を有する入学者を求めます。

  1. 本学で学ぶ基本的学科目、特に理数系科目について、優れた学力水準にある。
  2. 将来、薬剤師として働く高い志を持ち、社会に貢献したいという意欲を有する。
帰国生徒入学試験

アドミッション・ポリシーに加えて、下記の資質を有する入学者を求めます。

  1. 本学で学ぶ基本的学科目、特に理数系科目について、優れた学力水準にある。
  2. 海外在住の経験を活かし、将来薬剤師として働く高い志を持ち、社会に貢献したいという意欲を有する。

カリキュラムポリシー(教育課程の編成・実施の方針)

歯学部

ディプロマポリシーに掲げる知識・技能・態度などの能力を修得するために、歯学部では6年一貫とした以下の方針でカリキュラムを編成しています。

  1. 人間性豊かで優れた歯科医師を育成するために、大学で学ぶ目的を明確化し、医療人としてのコミュニケーションに必要な基本的態度・知識・技能を修得する必要があり、第1学年~第3学年では、この一貫した共通目標を持たせた「歯科医療人間学」を設けています。また患者の立場と背景を理解し道徳観や倫理観を涵養するために、第1学年と第2学年で「リベラルアーツ」を履修します。さらに医療に対するニーズや問題を探求し、それを解決する力を身に付けるために、第1学年~第3学年では、アーリーエクスポージャーを踏まえた「医学概論」を取り入れています。
  2. 生涯にわたり歯科医師として自己開発に努める習慣を身に付けるために、第1学年~第4学年では、学年や基礎、臨床を問わず学生自身が興味を持つ分野を選択し出向して学修できる「エレクティブ・スタディ」を取り入れています。
  3. 各学年における総合的な知識を確認するために、第1学年では総合試験1D、第2学年では総合試験2D、第3学年では総合試験3D、第4学年ではCBT、OSCE、第5学年では第Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ期終了試験、総合試験 5Dを行います。また、第1学年~第3学年の履修科目では、各科目の到達目標に対して学生間に差が生じないよう、目標達成度の低い学生を対象に少人数で強化的に学修する「科目選択ゼミナール」を取り入れています。
  4. 歯科口腔疾患の病態の解析と治療概念を把握し、診断と適切な治療計画を立案するために、第1学年と第2学年では「理科」、第2学年と第3学年では基礎系科目による「歯科基礎医学」「歯科基礎病態学」、第3学年と第4学年では臨床系科目による「歯科口腔診断治療学」、第4学年では「歯科口腔診断学」を履修するように編成している。これにより第1学年~第4学年で履修する理科、基礎系科目、臨床系科目が順に取り組めます。
  5. 先進的で高度な歯科医療技術を身に付け、さらに超高齢社会のニーズに対応し、地域特性を踏まえた包括医療を実践するプロフェッショナルになるために、第5学年では臨床実習(診療参加型)と基礎系科目を再度履修するためのEvidence research研修、他職種連携を学ぶためのMedical Team研修や介護老人保健施設、特別養護老人ホームおよび障がい者支援施設での学外研修を取り入れています。
  6. 歯科医師になるために必要な知識と技能を再確認するために、第6学年では歯科医師国家試験出題基準に則った授業時間を各科目に割り当て、臨床総合講義を行います。
薬学部

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)に掲げる資質と能力を養成するため、以下の方針に基づきカリキュラムを編成する。

  1. 〈教養〉
    豊かな人間性と深い教養を涵養するため、人文科学・社会科学・外国語・芸術・薬学周辺領域を広く学ぶことのできる教養科目を設定する。
  2. 〈倫理観〉
    医療に関わる専門家として、人々の健康の維持・増進に貢献する使命感と、患者の権利を尊重する倫理観を醸成するための科目を各学年に配置する。
  3. 〈コミュニケーション能力〉
    的確で円滑な情報の共有を支えるコミュニケーション能力を養成するため、言語表現、心理学およびコミュニケーション理論に関する知識を教授するとともに、ロールプレイ等の実践的活動を通じて望ましい技能と態度を醸成する科目を設定する。
  4. 上記3項に該当する科目の評価は、筆記試験・レポート・グループ討議の成果物・プレゼンテーション等により行う。
  5. 〈医薬品および化学物質に関する科学的知識と技能〉
    医薬品および関連する化学物質の性状や作用、生体と環境への影響に関する科学的知識を教授する講義・演習科目と、化学物質を適切に取り扱う技能を養成するための実習科目を 1〜4年次に系統的に配置する。
  6. 〈薬物治療に関する科学的知識と技能〉
    安全かつ有効な薬物治療の提案と問題解決に必要な専門知識を教授する講義・演習科目を 1〜4年次に系統的に配置する。また、医薬品の使用やフィジカルアセスメントをはじめとする薬物治療に必須の技能と、情報科学技術を活用した医薬品情報の収集・分析・評価の技能を養成するための実習科目を2〜4年次に系統的に配置する。
  7. 上記2項に該当する講義・演習科目の評価は、筆記試験・レポート等により、実習科目の評価は、筆記試験・実技試験・レポート・ポートフォリオ等により行う。
  8. 〈地域医療における多職種連携〉
    多職種連携を通して地域の医療・保健・福祉業務に参画できる人材を育成するため、チーム医療の意義と医療チームを構成する各職種の職能に関する理解を促す科目を各学年に配置する。この科目の評価は筆記試験・レポート・ポートフォリオ等を総合して行う。
  9. 〈問題発見・解決能力〉
    専門知識に基づいた問題発見・解決能力を養成するため、チーム基盤型学習(Team-based Learning: TBL)、課題基盤型学習(Problem-based Learning: PBL)、集団討議(Small Group Discussion: SGD)等の能動的学習法を中心とした科目を各学年に配置する。これらの科目の評価は、グループ討議の成果物・プレゼンテーション・取組み態度等を総合して行う。
  10. 〈自己研鑽を支える能力〉
    薬学専門科目で学修した知識・技能を総合的に活用し、学生が主体的に問題発見・解決と情報発信を行う科目として卒業研究を設定する。この科目の評価は、論文審査・口頭 / ポスター発表・取組み態度等を総合して行う。また、学生が自らの関心や卒業後の進路等に応じて選択履修できる薬学アドバンスト科目を設置する。これらの科目の評価は筆記試験・レポート・プレゼンテーション等により行う。
  11. 1. 〜 8. の各項目について、関連する科目における総合的到達度を対応するディプロマ・ポリシーの項目に照らして評価する。

ディプロマポリシー(卒業認定・学位授与に関する基本的な方針)

歯学部

歯学部は、本学の目的と教育目標とに基づく教育課程を通じて、以下のような能力を身に付け、かつ所定の単位を修得し、卒業試験に合格した者に対し卒業証書を授与し、卒業した者に対し学士(歯学)の学位を授与します。

  1. 倫理とコミュニケーション
    ・患者の立場や背景を理解し、思いやりを持った言動ができる。
    ・患者との良好な関係を構築し、自己決定の権利の尊重と個人情報の厳守ができる。
  2. 探求力と解決力
    ・医療に対して社会や環境が求めるニーズや問題を探求し、迅速かつ的確に解決で きる。
  3. 病態解析と治療概念
    ・病態を解析し、治療の要素を把握できる。
  4. 知識と診断
    ・歯科口腔疾患を診断し、適切な治療計画を立案できる。
  5. 技能と治療
    ・歯科医療技術を身に付け 、先進的で高度な歯科医療を実施できる。
  6. 奥羽プロフェッショナリズム
    ・超高齢社会の問題と課題を分析し、ニーズを抽出して解決策を立案できる。
    ・地域特性を踏まえた医療連携を構築し、他職種とともに包括医療を実践できる。
    ・生涯にわたり歯科医師としての自己研鑽に努めることができる。
薬学部

奥羽大学薬学部では、豊かな人間性と高い倫理観を持ち、薬の専門家として地域社会に貢献するための高度な専門知識と技能を修め、薬剤師として求められる資質・能力を生涯にわたって研鑽していくことのできる人材を育成します。所定の単位を修得し、下記の到達目標に示された能力を有すると認められる者に、学士(薬学)の学位を授与します。

カリキュラムの到達目標
  1. カリキュラムの到達目標
    • ・社会人としてふさわしい豊かな教養と人間性を備えている。
    • ・医療人としての高い倫理観と強い使命感を有している。
  2. コミュニケーション能力
    • ・患者の意向を尊重した態度で患者とその家族に接し、信頼関係を築くことができる。
    • ・医療チームのメンバーの職能を理解し、良好なコミュニケーションをとることができる。
  3. 医薬品および関連する化学物質に関する科学的知識と技能
    • ・医薬品および関連する化学物質の構造・性状・相互作用を説明できる。
    • ・医薬品および関連する化学物質の生体と環境への関わりを説明できる。
    • ・医薬品および関連する化学物質を適切に取り扱う技能を有している。
  4. 薬物治療に関する科学的知識と技能
    • ・人体の組織・器官の構造、機能および相互の関連について説明できる。
    • ・代表的な病態について、安全かつ有効な薬物療法を提案し、議論できる。
    • ・薬物治療における問題点の発見と解決を行う知識と技能を有している。
  5. 地域医療における多職種連携への理解
    • ・医療人として地域の医療・福祉の特性を理解・分析・評価できる。
    • ・多職種連携を通して、地域住民の健康・福祉の向上に貢献できる。
    • ・自然災害等の非常時において、専門的知識を活かして住民の健康維持に積極的に参画できる。
  6. 自己研鑽を支える能力
    • ・最新の知見に基づく薬物療法を提供するため、主体的学習を継続する態度を有して いる。
    • ・情報科学技術を活用して医療と健康に関する最新の情報を収集・分析できる。


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