
お知らせ

2025.11.06
11月1日~3日にパシフィコ横浜で開催された日本動物実験代替法学会第38回大会で薬学部 熊本隆之准教授が研究成果を発表しました。
動物実験代替法は機械学習や細胞工学、電気生理等の先端技術を駆使し、実験動物を用いずに毒性・安全性評価を試みる手法であり、単に動物愛護の原則に留まらず、より高機能かつ評価能の高い手法として化粧品をはじめ医薬品や化学物質開発への社会実装が国際協調のもと進められています。ここで本学発の生殖発生毒性・聴覚毒性をターゲットとした万能細胞および分化誘導技術を用いたスクリーニング能の高い手法を発表し、今後の発展に活用できる多くの意見交換を行いました。
学会で得た最新の知見は、薬学部3年環境衛生学Ⅱ、4年医薬品毒性学の講義に活用していきます。