お知らせ
2025.09.26
本学では、研究こそが大学の存在意義を支える根幹であり、教育・医療・社会貢献すべての基盤を形づくるとの理念のもと、研究活動の一層の推進と高度化を図るため「学長裁量経費」を設けております。この制度は、独創的かつ先進的な研究の芽を力強く育成し、奥羽大学の研究力を飛躍的に高めるとともに、国内外における学術的プレゼンスを確固たるものとすることを目的としています。そのため、厳正なる審査を経て、学長の責任と裁量のもとに配分されるものです。 このたび、2025年度における追加支援ならびに後期新規採択課題が決定いたしました。選定された研究は、いずれも高い学術的意義を有するものであり、本学が未来を切り拓く研究拠点として歩みを進める上で、極めて重要な役割を担うものです。
なお、2025年度は現在までに53名の教員に学長裁量経費が支給されております。
No | 申請者 | 2025年度学長裁量経費追加支援・後期新規採択課題 |
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1 | 櫻井敏博 | ウシ栄養膜細胞の二核化誘導法の開発 |
2 | 柏木良友 | 有機ラジカル電池の開発を目的とした高活性ニトロキシラジカル修飾電極の作製 |
3 | 西屋 禎 | メタボリックシンドロームの制御に向けたFOG-2分解系の機能解明 |
4 | 若林千里 | インターロイキン17Aによって発現変化を受ける脳内分子の網羅的探索 |
5 | 三宅正紀 | 重篤肺炎に導くレジオネラのマクロファージ内増殖に必須な特異的ファゴソーム内への発育因子・鉄の供給に関わる新規エファクターLpw-30711の発現制御解析 |
6 | 古泉博之 | 発達障害関連因子DCLK1による微小管結合タンパク質MAP7D1のリン酸化を介した軸索伸長制御機構の解明 |
7 | 関 健二郎 | トラウマ記憶の汎化と誤った文脈的恐怖記憶を想起する脳内神経機構の解明 |
8 | 玉井利代子 | 窒素含有ビスフォスホネートが引き起こすcGAS発現増強によるウイルス、細菌または真菌感染症抑制メカニズムの解明 |
9 | 古山 昭 | 唾液タンパク質変動パターンを用いた効率的な舌痛症治療法の構築 |
10 | 南 健太郎 | 大規模災害発生時の避難所における0.1%リン酸化オリゴ糖配合口腔保湿剤によるエナメル質再石灰化の検討 |
11 | 川鍋 仁 | デジタルソリューションを駆使した顎変形症治療の確立 |
12 | 小林美智代 | SARS-CoV-2感染防御メカニズム解明のための気管支3次元培養モデルの開発 |
13 | 根本奈央子 | 片側性口唇口蓋裂児における上顎前方牽引装置使用前後の睡眠呼吸動態について |
14 | 神林直大 | ぺラルゴニジンによる骨形成作用 |
15 | 須藤 遥 | ケトン体誘導性マクロオートファジーによる新規乳がん染色体異常促進機構 |
16 | 守屋孝洋 | ステロイドパルス療法による体内時計のリズム位相攪乱作用の解析研究 |