お知らせ
2025.08.22
福島県教育委員会主催の高校生セミナーが8月19日(火)にあり、小林初夫図書館長が高校生に方言かるた作りを指導しました。県内各地から集まった高校生たちは、事前学習として調べてきた方言調査票を見ながら、方言を使った短文を考えて読み札を作り、その短文に合った絵をカラーペンなどで描いて取り札を作りました。
方言調査票には祖父母などの高齢者から聞き取ってきた地元の方言がびっしりと記入されており、生徒たちの熱心な取り組みが感じられました。また、赤べこや吾妻小富士、桃などを絵札に描き、郷土色を出そうと工夫している生徒もいました。
生徒たちは「方言のおもしろさを実感した」「楽しくて刺激的な時間だった」「もっと早くこんな学習がしたかった」と感想を述べていました。小林図書館長は「方言を大切にすることは、親、祖父母、先祖、ふるさとを大切にすることにつながる」と、方言教育を提唱しています。
高校生の質問に耳を傾ける小林図書館長
高校生が作った方言かるた