2025.07.08

　歯学部口腔病態解析制御学講座の玉井利代子教授が、6月25日から28日にスペイン・バルセロナで開催された第103回国際歯科研究学会総会（103rd General Session & Exhibition of the IADR / Pan European Region）において、最新の研究成果を発表しました。発表演題は「Alendronate augments lipid A-induced IFN-β production and Nur77 expression（アレンドロネートはリピドAが誘導するインターフェロンβ産生とNur77発現を増強する）」です。アレンドロネートは骨粗鬆症の治療薬として広く用いられていますが、本研究はその免疫調節作用に着目し、リピドA刺激下でのインターフェロンβ産生および転写因子Nur77の発現への影響を明らかにしたものです。

　本学では今後も、国際学会参加を通じて国際的な研究交流と先進的な研究活動を積極的に展開します。