
お知らせ

2026.07.31
7月24日から26日に大津市で開催された「第66回日本先天異常学会学術集会」において、「薬学部の熊本隆之准教授が、発生毒性評価を目的とした内耳有毛細胞分化モデルの安定化に関する検討」と題する発表を行いました。
難聴は世界人口の約5%、先天性難聴も1,000出生に2-3人程度と高頻度に発生しますが、その約3割は非遺伝性で原因不明とされています。医薬品を含む各種化学物質の関与が示唆されていますが、有効なスクリーニング法がなく全容は不明です。本研究では、幹細胞を用い評価に適した内耳発生モデルを構築、その安定性を向上させたことを報告しました。質疑応答では現行の評価法の課題と本研究成果の期待など活発に行われました。この研究は本学薬学部6年生の江頭昇さん、今洋介さんと行い、本学の卒業研究発表会でも発表したものです。
また、学術集会では最先端のエピゲノム治療や、妊婦授乳婦の医薬品使用、医薬品安全性試験の最新知見なども報告されました。これらは本学の講義にも取り入れ、学生への教育に活かします。