
お知らせ

2026.06.08
記念すべき第50回大会として東京都内で開催された日本口蓋裂学会総会・学術集会において、歯学部成長発育歯学講座の荻野早紀講師が「一期手術を施行した口唇口蓋裂患児歯槽骨形態と犬歯萌出方向の比較検討」という演題でポスター発表を行いました。
内容は、矯正歯科を受診した片側性完全唇顎口蓋裂患児10名を、一期手術(口唇形成術・歯肉骨膜形成術・口蓋形成術を一回の手術で行う)を施行した片側生唇顎口蓋裂患児と一期手術を施行していない片側性唇顎口蓋裂患児のパノラマエックス線写真画像を用いて歯槽骨の有無・連続性、犬歯萌出方向を患児の健側と患側で比較しました。その結果、一期手術は歯槽骨の連続を早期に獲得することが可能であり、犬歯萌出方向の改善が可能であることが示唆されました。
発表後には多くの参加者との活発な意見交換が行われ、他大学の専門家からも「今後の口唇口蓋裂患者の矯正歯科治療に有用な知見である」と高い評価をいただきました。