
お知らせ

2026.03.10
歯学部の吉田健司准教授は、3月6日から8日に東京都・東京国際フォーラムで開催された第35回日本有病者歯科医療学会総会・学術大会において、「歯科治療後に非けいれん性てんかん重積を発症した症例」と題する症例報告を発表しました。
歯科治療に対するストレス反応には個人差があり、精神的・身体的負荷として患者の全身状態に様々な影響を及ぼすことが知られています。本症例は、歯科治療後に非けいれん性てんかん重積という比較的稀な病態を呈したものであり、歯科医療において患者の全身状態や心理的ストレスを十分に考慮することの重要性を示唆するものです。
歯科医師には、治療技術のみならず、患者が安心して治療を受けられる環境を整えること、すなわちストレスを最小限に抑えた歯科医療の提供が求められます。本発表は、より安全な歯科医療体制の構築に資することを目的として行われました。
また、本学会では、地域医療連携の在り方や摂食嚥下機能における歯科医師の役割と課題についても多くの知見を得ることができました。高齢化が進む社会において、有病者歯科医療の重要性は今後さらに高まると考えられます。
今回の学会参加と発表で得られた知見は、今後の診療および教育・研究活動に活かされ、より安全で質の高い歯科医療の提供につながることが期待されます。