
専門的な知識・技能とともに高い倫理観を備え、思いやりの心を持った歯科医師の養成をめざします。
附属病院との連携により、確かな知識と技術を備えた現場に強い薬剤師を養成します。医療現場の経験豊富な教員が、医薬品管理や服薬指導はもちろん、患者さんとの接し方、さらには薬剤師、医師、看護師が一体となって治療を行う「チーム医療」のあり方なども指導します。また、地域の薬局や製薬会社の協力を得て、職場見学やインターンシップも実施します。
5年次の臨床実習の場となるのが、地域医療において大きな貢献をしている附属病院です。臨床実習では各診療科を回り、第一線で活躍する歯科医師の指導を受けながら、診療参加型の実習を行い、それまで習得した知識と技術を確実なものにします。
学生一人ひとりに目が行き届くきめ細かな指導を心がけています。例えば、必要な技能が確実に習得できるように指導するインストラクターは、学生約5人に1人の割合。さらに実習内容を週1回のインストラクターミーティングで見直し、一人ひとりの進度をフォローしていきます。
歯科医師には、高い倫理観、患者さんや多くの医療スタッフと協力するコミュニケーション能力、他者を理解する包容力、さらには広い視野を持った社会性が必要となります。こうした人間性を養う授業が「歯科医療人間学」であり、1年次から3年次まで継続して学びます。