2025.06.10

　5月29日から30日にかけて新潟市で開催された「第63回日本小児歯科学会大会」において、歯学部成長発育歯学講座小児歯科学分野の教員および大学院生が学術発表を行いました。小角理央助手は、「環状14番染色体症候群患児に対する長期口腔管理の一症例」と題する症例報告を発表し、遺伝性疾患を有する患児に対する継続的な口腔管理の重要性について臨床的知見を共有しました。また、小林陽子大学院生は、「乳前歯コンポジットレジン冠修復における歯頚部形態が破折防止に与える影響」と題する発表を行い、乳歯修復治療における形態設計の有効性について考察を行いました。いずれも小児歯科臨床に直結する内容であることから、参加者から活発な質疑が寄せられ、高い関心が示されました。